観測衛星がとらえたナミビアの赤い砂漠

この画像はナミビア中西部にあるナミブ・ナウクルフト国立公園(Namib Naukluft Park)周辺地域を、ヨーロッパの地球観測衛星センチネル2Aが2016年1月28日に撮影したものです。この国立公園には世界最古の砂漠であるナミブ砂漠とナウクルフト山脈が含まれており、アフリカ最大、世界でも4番目の規模の動物保護区です。

ナミビアはアフリカ大陸南西部にあり、大西洋に面しています。ナミビア沿岸の表層水は比較的低温のため、西風に乗って移動してきた湿った空気は海岸に達する前に冷やされて雨になり、内陸部には霧だけが到達します。そしてその霧が、乾燥地帯でさまざまな生物が生きることを可能にしています。

霧を運んでくる風は砂丘を作り出します。砂に含まれる鉄分が酸化され、時間とともに鉄錆のような色に変わっていきます。画像中央部に見られるように、砂丘は古くなるにつれて赤色が濃くなっていきます。画像左上側にはクイセブ川があり、風によって北に流される砂丘の動きを妨げています。

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Contains modified Copernicus Sentinel data [2016], processed by ESA, CC BY-SA 3.0 IGO

(参照)ESA

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