火星にはフォボスとダイモスという2つの衛星があります。この動画は、そのうちのフォボスによる日食の様子を再現したものです。NASA(アメリカ航空宇宙局)の火星探査車オポチュニティが2010年11月9日に撮影した画像の間にシミュレーションによるフレームを挿入して作られました。アストロピクスでは以前、探査車キュリオシティの画像から作られたフォボスの動きを10倍速にしたアニメーションを紹介したことがありますが、上の動画では実際に火星で起きたものとほぼ同じ速度で日食が再現されています。

この動画は、およそ32秒間続いたフォボスによる太陽面通過の様子を、オポチュニティが特殊な太陽フィルターを使って撮影した10枚の画像をもとに作られています。また、太陽面通過の直後に440nm(青)と750nm(近赤外)の波長のフィルターで撮影された情報を元に、空の色が加えられています。

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Cornell/Texas A&M

(参照)Planetary Photojournal

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