ジュノー探査機がとらえた、濃い色をした木星の低気圧

この画像はNASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機ジュノーがとらえたもので、木星の南半球の中緯度の雲の様子が映し出されています。

画像中央付近に見られる色の濃い円形の渦は、直径400kmほどの低気圧です。中央部の色は、下降気流によって上層の雲が取り払われ、下にある物質があらわになったものと見られています。直径が400kmあっても、木星表面にあると非常に小さく見えてしまいます。

この画像は、ジュノー探査機が36回目の木星接近を行った2021年9月2日に撮影されました。撮影時、ジュノー探査機は木星の南緯約31度の上空、雲頂から約1万6800kmに位置していました。

ジュノー探査機は木星に最接近するたびに、搭載しているジュノーカムというカメラで木星表面を撮影しています。そのデータは一般に公開され、誰でも処理することが可能です。この画像は市民科学者のBrian Swift氏が、ジュノーカムのデータをもとに作成したものです。

Image Credit:
Image data: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS
Image processing by Brian Swift © CC BY­­

(参照)NASA

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