光り輝くマウナケア山頂への道

この写真はハワイ島にあるマウナケア山で撮影されたものです。マウナケア山頂付近にはジェミニ北望遠鏡や日本のすばる望遠鏡など、各国の望遠鏡がいくつも設置されています。その山頂へと向かう道が、夜にもかかわらず輝いているかのように映っています。その様子は、まるで光のリボンのようにも見えますし、あるいは光が流れ降っているかのようにも見えます。

この場所が実際にこれほど明るいわけではありません。望遠鏡があるマウナケア山頂周辺では、観測の邪魔にならないよう人工的な光を極力抑えるために多大な努力が払われています。

道路が明るく見えているのは、この写真が長時間露光によって撮影されたからです。何台分もの車の灯りが蓄積されて光のリボンを作ったのです。長時間露光であることは、夜空の星々が円弧を描いていることからも分かります。写真左の方でオレンジ色に見えているのは、ガイド星を作るために空に放たれたレーザービームです。

この写真は、NSF(アメリカ国立科学財団)のNOIRLab(アメリカ光学・赤外天文学研究所)から2021年11月24日にリリースされた「Images of the Week」です。

Image Credit: International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/J. Chu

(参照)NOIRLab

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