18億超の星の全天マップ。ガイア衛星の最新データ公開!

ESA(ヨーロッパ宇宙機関)の位置天文衛星ガイア(Gaia)の新しいデータ(Gaia Early third Data Release、Gaia EDR3)が公開されました。

ガイア衛星は星の位置や運動などを精密に観測することを目的とした衛星で、2013年12月に打ち上げられました。これまで2016年9月にGaia DR1、2018年4月にGaia DR2が公開されてきていました。

Gaia EDR3には、ガイア衛星によって検出された18億個以上の天体の詳細な情報が含まれています。前回のGaia DR2と比べて星の数は1億個以上増えています。また15億の天体の色情報も含まれており、こちらはGaia DR2と比べて約2億個増えています。数が増えただけでなく測定精度なども向上しています。

冒頭の画像はGaia EDR3の18億個以上の星のデータを使って作成された全天マップです。ガイア衛星が観測した星の明るさと色を合わせたものです。

水平に明るくなっている部分は、私たちの太陽系を含む天の川銀河の銀河円盤です。画像中央は天の川銀河の中心で、星がたくさん集まって明るくなっています。暗く見えるのは、ガスや塵の雲で奥にある星からの光が遮られている領域です。

右下側に映っているのは大マゼラン銀河と小マゼラン銀河です。またこの画像には球状星団や散開星団なども映っています。

冒頭の画像は解像度を落としてありますが、こちらはオリジナルから天の川銀河の中心部を切り抜いたものです。非常に多くの星がプロットされていることが分かります。

Image Credit: ESA/Gaia/DPAC; CC BY-SA 3.0 IGO. Acknowledgement: A. Moitinho.

(参照)ESA

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